「伊勢物語」ゆかりの地




こんなん作りましたが、このあとどうしたら良いのか分かりません。
作るのに、かなり時間がかかりました。
とりあえずこんな感じで掲載します。


春日野(奈良) 第1段 春日野の若紫のすりころもしのぶの乱れかぎり知られず
長岡(京都) 第2段 起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめ暮らしつ
芥川(高槻市) 第6段 白玉かなにぞと人の問ひしとき露と答へて消なましものを
浅間山 第8段 信濃なる浅間の嶽に立つ煙 をちこち人の見やはとがめぬ
八橋(愛知) 第9段 から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ
宇津(静岡) 第9段 駿河なるうつの山辺のうつつにも 夢にも人に逢はぬなりけり
富士山(静岡) 第9段 時知らぬ 山は富士の嶺 いつとてか 鹿の子まだらに 雪の降るらむ
隅田川(東京) 第9段 名にし負はばいざこことはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
三芳野(埼玉県) 第10段 みよし野のたのむの雁もひたぶるに君が方にぞよると鳴くなる
三芳野(埼玉県) 第10段 わが方によると鳴くなるみよし野のたのむの雁をいつか忘れむ
武蔵野(東京) 第12段 武蔵野はけふはな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり
武蔵野(東京) 第13段 武蔵鐙をさすがにかけて頼むには 問はぬもつらし問ふもうるさし
武蔵野(東京) 第13段 問へば言ふ問はねば恨む武蔵鐙 かゝる折にや人は死ぬらむ
姉歯(宮城) 第14段 栗原の姉歯の松の人ならば 都のつとにいざといはましを
しのぶ山(福島市の北) 第15段 しのぶ山しのびて通ふ道もがな 人の心の奥も見るべく
竜田山(奈良) 第23段 風吹けば沖つ白浪龍田山 夜半にや君がひとり越ゆらむ
生駒山(奈良大阪) 第23段 君があたり見つゝを居らむ生駒山 雲な隠しそ雨は降るとも
染河(福岡県) 第61段 染河を渡らむ人のいかでかは 色になるてふことのなからむ
御手洗川(上賀茂神社) 第65段 恋せじと御手洗川にせしみそぎ 神はうけずもなりにけるかな
難波、御津(大阪) 第66段 難波津をけさこそみつの浦ごとに これやこの世を海わたる舟
住吉(大阪) 第68段 雁鳴きて 菊の花さく 秋はあれど 春のうみべに 住吉の浜
伊勢(三重) 第69段 君やこし我や行きけむおもほえず 夢かうつゝか寝てか醒めてか
伊勢(三重) 第69段 かきくらす心の闇にまどひにき 夢現とはこよひ定めよ
逢坂関(京都滋賀) 第69段 かち人の渡れどぬれぬ江にしあれば またあふさかの関は越えなむ
大淀(三重県多気郡) 第70段 みるめかるかたやいづこぞ棹さして われに教へよあまの釣舟
大淀(三重県多気郡) 第72段 大淀の松はつらくもあらなくに うらみてのみもかへる波かな
大淀(三重県多気郡) 第75段 大淀の浜に生ふてふみるからに 心はなぎぬかたらはねども
大淀(三重県多気郡) 第75段 袖ぬれてあまの刈りほすわたつ海の みるを逢ふにてやまんとやする
大原野/小塩(京都) 第76段 大原やをしほの山も今日こそは 神代のことも思ひいづらめ
六条(京都) 第81段 塩釜にいつか来にけむ朝凪に 釣りする舟はこゝによらなむ
渚の院(大阪) 第82段 世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
渚の院(大阪) 第82段 散ればこそいとゞ桜はめでたけれ うき世になにか久しかるべき
天の川(大阪) 第82段 狩り暮らし たなばたつめに 宿からん 天の河原に 我は来にけり
天の川(大阪) 第82段 ひととせにひとたびきます君まてば やどかす人もあらじとぞ思ふ
水無瀬(大阪) 第82段 飽かなくにまだきも月の隠るるか 山の端逃げて入れずもあらなむ
水無瀬(大阪) 第82段 おしなべて峯もたひらになりななむ 山の端なくは月もいらじを
長岡(京都) 第84段 老いぬればさらぬ別れのありといへば いよいよ見まくほしく君かな
長岡(京都) 第84段 世の中にさらぬ別れのなくもがな 千代もといのる人の子のため
芦屋(兵庫) 第87段 あしの屋のなだの塩焼きいとまなみ 黄楊の小櫛もささず来にけり
布引の滝(兵庫) 第87段 わが世をばけふかあすかと待つかひの 涙のたきといづれたかけむ
布引の滝(兵庫) 第87段 ぬき乱る人こそあるらし白玉の まなくもちるか袖のせばきに
芦屋(兵庫) 第87段 はるゝ夜の星か河辺の蛍かも わが住むかたのあまのたく火か
竜田川(奈良) 第106段 ちはやぶる神代もきかず龍田川 からくれなゐのに水くゝるとは
須磨(兵庫) 第112段 須磨のあまの塩焼く煙風をいたみ 思はぬ方にたなびきにけり
芹川 第114段 翁さび人な咎めそ狩衣 けふばかりとぞ鶴も鳴くなる


 
ここまで作ったことでとりあえず満足してます。