すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
「あふちの関」は古代の東山道に設けられた関所だ。 「逢う」という言葉と語呂合わせした歌が数首伝わっている。 近江国の有名な「 もともと近くに いかにも近江国の逢坂関の二番煎じというのも人々の支持が続かなかった理由だろう。 個人的には、愛する人に「 そんなことを思いながらあふちの関に向かったのだが、事前にきちんと場所の特定をしていなかったので、目的地がどこなのか分からなくなった。 車を止めてスマホで探してみると、出てきたのがこのメーテレ(名古屋テレビ)の「旅してゴメン!」のページ。 「・・・急な坂を上がっていくと 《阿智村史跡 あふちの関跡》 を発見し気になるウドちゃん!」というコメントがあり、簡単な地図のイラストがあった。 この「急な坂」とイラストの地図をたよりに無事に現地に到着できた。 ありがとうメーテレ! |
![]() この小山の中腹にある。 ![]() 急な坂を上がると、 ![]() あうせの関を発見! ![]() 阿智村の史跡として整備されていた。 ![]() あふちの関からの眺め ■あふちの関を詠んだ歌 |
信濃路や園原からと見る人はあふちの関はこえぬものかは | 藤原経衡 |
いまさらにいなとおもひしみちなれど きみにあふちのせきぞうれしき | 為仲集 |
しなのぢやかよふ心はありながらさもぞあふちの関はさびしき | 宝治百首 |