すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


味真野(福井県越前市)




天平年間のこと、
都から遥か味真野に流罪となった中臣宅守と、都に残った恋人との間で交わされた恋の贈答歌は合計63首。
ここは万葉時代の悲恋の男女の恋物語の地であった。



そんなことも下調べせずに訪れてしまった。


「万葉の里 味真野苑」。
まさにドンピシャの目的地設定であったが・・・



メインの駐車場に停まっていた車は1台だけ。
しかも車中でクーラーをかけて休憩していた。



とりあえず中に入ってみた。それなりに万葉モードになってきた。



女郎花(おみなえし)
はずかしながら、初めて見た。



花の上にカマキリ。
女郎花ってすごい名前なので、どんな花かなと思っていたが、ごく一般的な黄色の花であった。



庭園



あんまり植物に興味がないので、万葉集の植物を詠った歌はパスしている。たしか蓮を詠んだ歌もあったような。



本当にヘビが出てきそうな雰囲気であった。




とまあ、こんな感じで歩いていたが、まったく万葉歌碑に出会うことなく、なんとなく疲れてきたので、そのまま帰ることにした。





他の人が作成したホームページを見ると、たくさんの万葉歌碑の写真が掲載されていた。
再度リベンジ訪問したいと思う。



味真野に宿れる君が帰り来む時の迎えをいつかと待たむ 狭野茅上娘子(万葉集)














北陸旅行の四日目の午後だったので、本当に疲れてました。






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