すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
明石(兵庫県明石市)
家族旅行の写真を整理していたら「明石」にまつわる写真が出てきました。 |
「淡路島キャンプ旅行」
淡路サービスエリアから明石大橋を写す
「雲仙・阿蘇旅行」
九州行のサンフラワーから明石大橋
季節に合わせてライトアップの色合いが
演出されてます。
「沖縄旅行」
飛行機から明石周辺を写してます。
明石大橋です
「南九州旅行」
鹿児島の志布志行のサンフラワーは
紀淡海峡を経由します。
船の向こうに明石大橋が見えます。
明石といえばこの歌
ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に 島がくれゆく 船をしぞ思ふ | 古今和歌集 |
明石の浦のほのぼのとした朝霧の中で、島かげに隠れていく舟をしみじみ思う |
「読み人知らず」とされてますが、地元では柿本人麻呂の作と言われてます。
※大蔵海岸の「朝霧」の地名はこの歌から採られています。
******
■ 源氏物語でも明石は重要ポイント。 朧月夜との仲が発覚し追い詰められた源氏は須磨へ退去する。 須磨で源氏は蟄居していたが、ある夜、激しい嵐から雷が落ちて火事になる。翌朝、明石の入道が迎えにきて明石へ移ることにした。 明石の入道はかねて娘を貴人と結婚させたいと考えていた。 源氏はついに自ら娘のもとに訪れて契りを交わすことになった。 この娘こそ、のちの明石の君である。 ストーリーはさておき、「明石帰り」という言葉があります。源氏物語を原文で読み始めても、結局「明石」(十三帖)でストップしてしまい、しばらくしてまた最初から読み始めることです。 私は「空蝉」(三帖)と「夕顔」(四帖)で終りました。 とにかく源氏物語は長すぎるのが欠点。 |
写真を整理していたらこんな写真も出てきました。
「淡路島への社内旅行」
背景に明石大橋が見える。
copyright(C)2012 すさまじきもの 〜「歌枕」ゆかりの地☆探訪〜 all rights reserved.