すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


雨晴海岸(富山県高岡市)




とりあえず富山県観光公式サイト「とやま観光ナビ」の説明文

国定公園 雨晴海岸

思わず見とれる美しさと素晴らしさ

浜から眺める岩礁、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な眺めは、四季それぞれに変化し、息を呑む美しさです。万葉の歌人、大伴家持は、この雨晴の風景をこよなく愛し、多くの歌を詠みました。雨晴海岸から氷見市の松田江の長浜までは「白砂青松百選」・「日本の渚百選」に選ばれています。源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという「義経岩」があり、地名「雨晴」の由来ともなっています。
ぜひ、雨晴海岸の絶景を目にしてみませんか?




残念、今回は天気が悪かったため、絶景を見ることはできなかった。



現地案内板
「立山連峰をバックに男岩」


これが実際の写真、男岩。






女岩の現地案内板
後ろは能登半島


女岩
まあ、なんというか




雨晴海岸って義経伝説以来の由緒ある地名であるが、万葉集では「渋谿」(しぶたに)として大伴家持に詠まれている。


馬並めて いざ打ち行かな 渋谿の 清き磯廻に 寄する波見に 大伴家持(万葉集)
馬を並べてさあ出かけようじゃないか。渋谿の清らかな磯に
打ち寄せているその波を見るために。(高岡市万葉歴史館)  


渋谿の 崎の荒磯に 寄する波 いやしくしくに いにしへ思ほゆ 大伴家持(万葉集)
 渋谿の崎(現雨晴海岸)の荒磯に、寄せる波のように、なおもしきりに、
昔が思われる。(高岡市万葉歴史館)  


渋谿を さしてわが行く この浜に 月夜飽きてむ 馬しまし止め 大伴家持(万葉集)




現地訪問時にいろいろと事件があって、それらエピソードを書こうと思っていたが、なんとなく、どっちでもよくなってきたので、省略。


最後に現地案内板の絶景写真















冬に行けば絶景写真が撮れるらしいのですが、
冬は雪が降りそうなので車では行けません。






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