すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


猿丸神社(京都府宇治田原町)





奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき 猿丸大夫(百人一首)


猿丸神社の駐車場に歌碑




京都府宇治田原町の滋賀県との県境付近に鎮座する猿丸神社は、三十六歌仙の一人で、歌道の神として崇められた猿丸太夫を祭神とする。

現地の歌碑の傍らにあった説明文を転記する
 この歌は、藤原定家が「小倉百人一首」に撰んだ猿丸太夫の秀歌であります。
三十六歌仙の一人として知られる猿丸太夫は、京滋境界のこの一帯に隠れ住んだ貴人であったと伝えられ、鎌倉期に鴨長明がその墓を訪ねたことが「方丈記」に見え、また江戸期には日蓮宗高僧の元政上人がその跡を慕って訪れており、今も奥山の趣きを残しています。
当地では古来、猿丸太夫は「こぶ取りの神」瘤封じの神として祀られ信仰されております。

 










■ 現地訪問

え〜と、この百人一首の歌がこの地で詠まれたのかどうか分からないが、あくまでも、猿丸太夫ゆかりの地として訪問した。





この長い石段を上っていく



猿丸神社の拝殿、手前は神使の石猿



「猿丸大夫故址」の石碑があった













滋賀県方面への旅行の途中に寄りました





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