すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


新居(にひゐ) の里(滋賀県長浜市)






文保二年大嘗会悠紀方 近江国新居郷
(いにしへ)にやや立増さる御宝の 新居(にひゐ)の里(にぎは)ひにけり 日野俊光(新千載和歌集)




古いものは、永遠や不死に通じ、とても喜ばしく、逆に新しいものも、無垢や誕生、門出などを連想し、これまた奉祝性が高い。

滋賀県長浜市の「新居の里」は字面を見ても実にめでたい地名である。

まさに大嘗会和歌の歌枕に相応しい地名である。






■ 現地に行ってきた



現在の地名も新居(にのい)町



地名のわりに、古い家が多かったが、大きく豊かそうな家が多かった



集落の中に新居神社があった
なにかあるかなと思って行ったが、なにもなかった
但し、とてもきちんと手入れされている様子だった



拝殿



本殿














個人的な話、私は20年前に新築住宅を購入したが、最近いろんなところが傷みだしており、とにかく来年娘が大学を卒業したらトイレを入れ替えたいと思っている。






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