すさまじきもの ~歌枕★探訪~ |
安積山(福島県郡山市)
【悲報】真っ暗で何がなんだかわかりませんでした
安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を吾れ思はなくに | 万葉集 |
「安積山」と「山の井清水」の歌枕はカップルになっているようだ。 松尾芭蕉は奥の細道でこの地に立ち寄った。
内容は、歌で有名な「花かつみ」はどれだろうと、地元民に聞いたりして探していると、日が暮れてしまった。 なんと、芭蕉もここで日没を迎えたようだ。 そしてその夜は福島で泊まったと続くので、これも私の行程と同じである。 芭蕉の花かつみ探しの発端となったのが、次の歌 |
みちのくのあさかの沼の花かつみ かつみる人に恋やわたらん | 古今和歌集 |
まあ、きちんと訪問できていないため、このページの作成にも力が入らないわけであるが、 「安積山」は万葉集と大和物語で異なる物語の舞台になっており、どちらも趣深い内容となっていたり、 「安積山」と「山の井清水」は郡山市にそれぞれ二か所あって、どちらもそれなりの由緒があったり、 いろいろ事前に調べたうえで訪問したのに残念無念。 |