すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


古市の里(滋賀県大津市)






正安大嘗会

ふるいちの名に(あらは)るるなれば 久しく掛かる池の藤浪 広橋兼仲(夫木和歌抄)




古市の里は近江国滋賀郡古市郷にあったとか。
そこで古市郷をインターネットで調べてみた。
すると古市郷は大津市の膳所から石山に至るかなり広域にわたっていることが判明。
歌枕巡りの訪問地として適切な場所がないものかと、史跡や神社等を調べてみたが、相応しいところが見つからなかった。

ところが、インターネットの検索を進めていく中で、奈良時代の創祀と伝わる膳所神社の門前に「古市たばこ店」という店があることが判明。
膳所神社の所在地は膳所の中心地であるので、まあここに行ってみようということになった。

もしかすると、たばこ店の経営者が古市さんなのかも知れない。
古市郷の『古市』であることを願いながら、玄関の表札を覗いてみたが、表札はなかった。
店の中に入って真実を聞いてみたかったが、恥ずかしいのでやめた。



これが古市たばこ店、正面から撮影



斜め前から撮影



すぐ前に膳所神社があった



古市たばこ店の向かいにあった川魚料理店
美味しそうだった


















琵琶湖産のウナギは果たして天然モノと言えるのだろうか





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