すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


はばかりの関(宮城県柴田町)





宮城県南部の古刹を紹介するホームページ
「畑の中の地元学」




このHPの情報をもとに訪問した。




とにかく往古、この地に東山道(後の奥州街道)の関が設けられ、その関の名は「はばかりの関」というユニークな名称であったためか、京の都にまでその存在は知れ渡り、かの清少納言も枕草子「関」の項で「はばかりの関」をエントリーさせている。

詳しいことは上記のホームページ「畑の中の地元学」をご覧いただきたい。植物学、考古学、地形学等からアプローチして詳述されている。





大人の「みちのく一人旅」で訪問した。


これは国道バイパスの建設の際に石碑を一か所に集めたもの。



すぐ前に、国道4号線バイパスが走っていた。



この地図では、白石川と並行してバイパスが走っているが、実はバイパスが作られる前は上の山(韮神山)が川そばにまで張り出していたとのこと。
韮神山を削ってバイパスを通したものらしい。


下の山は四保山で、中世の山城(船岡城)。
山と山に挟まれ、白石川の流れもあって、ここは正に天然の関所になっていたようだ。




「はばかりの関」の歌の紹介


やすらわで思い立ちにし東路にありけるものか憚りの関 藤原実方


韮神山の麓、バイパス沿いに歌碑




 









夕方になり、次の訪問スケジュールもあったので、
大急ぎで写真だけ撮って退散しました。







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