すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
はばかりの関(宮城県柴田町)
宮城県南部の古刹を紹介するホームページ
「畑の中の地元学」
このHPの情報をもとに訪問した。
とにかく往古、この地に東山道(後の奥州街道)の関が設けられ、その関の名は「はばかりの関」というユニークな名称であったためか、京の都にまでその存在は知れ渡り、かの清少納言も枕草子「関」の項で「はばかりの関」をエントリーさせている。 詳しいことは上記のホームページ「畑の中の地元学」をご覧いただきたい。植物学、考古学、地形学等からアプローチして詳述されている。 大人の「みちのく一人旅」で訪問した。 ![]() これは国道バイパスの建設の際に石碑を一か所に集めたもの。 ![]() すぐ前に、国道4号線バイパスが走っていた。 この地図では、白石川と並行してバイパスが走っているが、実はバイパスが作られる前は上の山(韮神山)が川そばにまで張り出していたとのこと。 韮神山を削ってバイパスを通したものらしい。 下の山は四保山で、中世の山城(船岡城)。 山と山に挟まれ、白石川の流れもあって、ここは正に天然の関所になっていたようだ。 「はばかりの関」の歌の紹介 |
やすらわで思い立ちにし東路にありけるものか憚りの関 | 藤原実方 |