すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


花見山(岡山県新見市)





インターネットで「岡山 花見山」で検索すると、ハイキング記録ばかりで溢れていた。
標高1200メートル足らずのお手頃なコースで、山頂からの眺望も素晴らしく、伯耆富士も良く見えるらしい。標高980メートル辺りまで車で行けるようだ。

ハイキングには興味がないが、頂上からの伯耆富士は見てみたい。

そんな花見山に行ってきた。というか、麓から写真を撮ってきた。

予めグーグルマップで撮影ポイントを決めて向かったのだが、撮った写真はコレ。

かたまり感があって、素晴らしい山容であったが、手前の木々が邪魔になってイマイチな写真となった。

多分、もっと完璧に撮影できるポイントがたくさんあるのだろうが、先を急ぐ行程だったので仕方がない。



同じ角度のGoogleEarthの画面。




とは言え、花見山というネーミングは絶妙だ。
昔の人はどんな花見を楽しんだのだろうか。




そんな花見山を詠んだ歌


今ぞ知る散らぬ桜の花見山 風もうらゝに治れる世を 藤原隆博(夫木和歌抄)


1288年、後伏見天皇即位の大嘗祭の歌














家でかなりの時間をかけて撮影ポイントを選定しましたが、
こんな感じでした






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