すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
早月川(富山県滑川市)
Wikipediaの説明文 (早月川)
現在でも洪水が起こると、上流から大量の土砂が供給されるようで、つぎの写真は河口から一キロメートル程度の地点であるが、それなりの大きさの石が川原に広がっている。 ![]() ![]() 「あいの風とやま鉄道」と「富山地方本線」の鉄橋が見える。 さて、早月川を詠んだ万葉歌の歌碑が「魚津水族館」に設置されていると聞き、行ってきた。 ![]() 「魚津水族館」 夏休みだったので、大変な賑わいであった。 ![]() 早速それらしい場所にそれらしい石を見つけた。 けれど歌碑ではなかった。 ![]() 園内の案内図を見てみたが、万葉歌碑の場所は載ってなかった。 ![]() 曇り空とはいえ、真夏の日中に園内を探し回るのはとても厳しかった。 ![]() 観覧車があった。すぐ前は富山湾が広がり、能登半島の先っぽまで見えるのだろう。反対側の立山連峰の眺望も魅力的だ。 ![]() 昭和時代風のレストハウスがあった。 ![]() いろいろと探したが、万葉歌碑は見つからない。 ![]() 水族館の外にペンギンが展示されていたり、 ![]() チョウザメが飼われていたりした。 ![]() おっと!大伴家持の立像かと思い、近づいて行ったが、「人魚」像であった。水族館と何か関係あるのかな? そんな感じで、園内を探しまわって、ようやく万葉歌碑を発見した。 (設置場所の経緯度は 36.797830, 137.387541 ) |
立山の 雪し来らしも 延槻の 河の渡り瀬 鐙浸かすも | 大伴家持(万葉集) | |
立山の雪が消えているらしい。だから、延槻川の渡り瀬で、 水量が増して鐙まで浸かるほどだ。(魚津市教育委員会) |
かなり大きな歌碑で、遠くから目立つものであった。 |