すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


姫島(大阪市西淀川区)




永遠の乙女伝説の姫島へ行ってきた。
姫島は西淀川区。
梅田から阪神電車の普通電車で4駅目。
淀川を越えたところにある。
大昔、淀川の河口付近はいくつもの小島に分かれており、姫島も
その小島の一つであったという。







阪神電車 姫島駅。普通電車しか停車しない。



駅を降りて西方面に向かった。



なんとも普通の市街地の風景



バス停も「姫島」

5分も歩かないうちに、朱色の鳥居が見えてきた。
羽を広げたような見事な鳥居である。



敷地の大きさの割に由緒ムードが漂っていた。



お参りをしたあと、目指す万葉歌碑を探した。


拝殿の横にあった。

妹が名は千代に流れむ姫島の子松が末に苔むすまでに 河辺宮人(万葉集)
(死んだ)乙女よ、あなたの名前は永遠に、姫島の小松の枝に苔がむすまで伝わるだろう




















海に近いはずですが、潮の匂いもしないし、かと言って
工場地帯でもなく、普通の住宅地でした。
万葉の昔はどうだったんだろう。





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