すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
美濃御坂越記 |
よく分らないのだが。。。 要するに、昔、この辺りで貝の化石が産出し、赤褐色の化石は太陽の糞、白色の化石は月の糞とされて、拝み奉られてきたようだ。 それぞれ、日吉にある「日の宮」に太陽の糞が祀られ、月吉の「月の宮」に月の糞が祀られ、この辺りの集落で信仰されるとともに、中山道の名所となってきた。 今回の訪問は日の宮で、現在は天津日神社(瑞浪市日吉町6034) ![]() 山間部の限界集落のようなところにあった。 ![]() なにもないのが却って清々しい。 ![]() 集落は南に向けて開けていた。 やはり日吉の里と名乗るだけあって、現在では太陽光発電が所狭しと並べられていた。 岐阜県神社庁のホームページより
天津日神社へ続く道沿いの民家の軒先に日霊宮碑があった ![]() 瑞浪市日吉町4313 |
なお、月吉と日吉の中間地点で西行が詠んだ歌が伝わっている |
夜昼のさかひはここに有明の月吉日吉里をならべて | 西行 |
有明(日の出)の頃は夜昼の境ということと、「境はここに『 |