すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


日吉大社(滋賀県大津市)




「日吉」を昔は「ひえ」と読み、それは「日枝(ひえ)の山」と呼ばれた「比叡山」につながっていたようだ。
たしかに日吉大社のある坂本からケーブルカーが比叡山延暦寺まで通っていて、山の上と下で結びついているようだ。
あんまり神社そのものには興味がないのだが、藤原定家が古歌を残しているので、行ってみた。

いやはや、入苑協賛料として300円とられたが、それだけ立派で、ご利益ありそうで、まったく素晴らしいものがあった。












東本宮の楼門からスタート。
いきなり立派な門が出現。
重要文化財!



東本宮の本殿
「本殿:国宝 拝殿:国指定重要文化財
本殿は1595年の造営で、日吉造(ひえづくり)と呼ばれる独特の形で造られています。 祭神:大山咋神 旧称:二宮」
(日吉大社のホームページより)



東本宮 大物忌神社
なぜだか、ここは参拝客に大人気であった。



う〜ん、これは何だったかな?
インターネットで屋根の形状等で白山宮と確認
「本殿・拝殿:国指定重要文化財。
本殿は1598年の造営で、三間社流造の様式。
祭神:菊理姫神 旧称:客人宮」
(日吉大社のホームページより)



宇佐宮
「本殿・拝殿:国指定重要文化財
本殿は1598年の造営で、日吉造(ひえづくり)と呼ばれる独特の形で造られてい ます。 祭神:田心姫神 旧称:聖真子」
(日吉大社のホームページより)

同じような建物ばかりなので、何が何だかわからなくなってきた。
しかし、どれもこれも立派であった。



西本宮
日吉大社は東本宮と西本宮に分かれているようだが、見る限り、西本宮の方が格が上であるように思えた。

とにかくこれらの他にもいろいろあったが、主だったものしか写真を撮っていない。



これは一の鳥居かな、二の鳥居かな



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(日吉にまつわる和歌の紹介)


やはらぐる光さやかに照らし見よ頼む日吉の七のみやしろ 藤原定家








その他、日吉大社は下の地図の通り、京の都の鬼門(東北)に当たり、古来から厄除けの神としての役割をもっていたようだ。








朱印帳を持っていくのを忘れた。




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