すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
法華寺(奈良市)
いにしへの古き堤は年深み池の渚に水草生ひにけり | 山部赤人(万葉集) | |
昔見た山池の古い堤は年月を経て深みをもち、水草がびっしりと 生い茂っているよ (奈良市のホームページより) |
この万葉歌のゆかりの地は、奈良市の法華寺だという。 どうやら、山部赤人が見た古い池は、紆余曲折の末、現在の法華寺の池であるらしい。 と言って、私は法華寺の前まで行って入り口の写真を撮ってきただけなので、よく分からない。 拝観料が500円、池がある華楽園の入場料がさらに300円らしく、どっちみち池は後世に作られたものだろうと思って、合計800円をケチってしまった。 ![]() 南大門、重要文化財。 奥に見えるのが本堂でこれまた重要文化財。 ![]() 鐘楼堂、重要文化財。 いやはや寺の中は国宝や重要文化財だらけなのだが、寺院関係にあまり興味がないのでパスした。 上記の万葉歌碑が寺内にあって、撮影できなかったのが残念であるが。 |