すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


本町(大阪市中央区)






2018年10月からスタートしたNHK朝ドラ「まんぷく」。
日清食品のインスタントラーメン発明を元ネタとするストーリー。



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NHK





NHK




そして、ドラマの中で主人公の萬平が社長の「まんぷく食品」本社として登場するのがこのビル。



萬平はインスタントラーメンに続く画期的な商品開発に取組んでおり、このビルの中で「カップにお湯を注ぐだけ」で出来上がる『まんぷくヌードル』を発明した。



そのビルは御堂筋沿いにあった。
「御堂筋ダイビル」。
じつは20代の頃、このビルで働いていたことがある。このため「まんぷく」のドラマにこのビルが登場した時は、どこかで見たビルだなと思っていたが、当時から昭和のにおいがプンプンするような古いビルであった。





さて元禄7年5月、江戸を発った松尾芭蕉は伊賀上野を経て、9月に大坂に至ったが、旅の疲れで体調を崩した。容態は次第に悪化し10月5日に南御堂の門前にあった花屋仁左衛門宅に移ったが、10月12日に亡くなったとされる。51歳であった。




松尾芭蕉の辞世の句

旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る 松尾芭蕉





今は御堂筋の緑地帯にその終焉地として碑が残されている。近くの南御堂境内には、病床で詠んだ枯野の句碑がある。


「此附近芭蕉翁終焉地」の碑



御堂筋の風景
向かいに「御堂筋ダイビル」が見える。



御堂筋の風景



これも



これも



御堂筋が中央大通りと交差するところ。















今の職場も近所です。






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