すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


雷丘(奈良県明日香村)




「雷」と書いて「いかづち」と読む。
(交差点のアルファベット表記は Ikazuchi だった)
小高い丘になっているが、周りからは雑木林のように見える。
雄略天皇の家臣が、ここに落ちてきた雷神を捕まえたという伝承が日本書紀に記されている。

大君は神にしませば天雲のの上に廬りせるかも 柿本人麻呂(万葉集)
(持統天皇が雷丘に遊行されたときに柿本人麻呂が詠んだ)
大君は神でいらっしゃるので、天雲の中にいる雷の上に
仮の宮をお造りになっていらっしゃることだ


雷丘の東に歌碑



この雷丘へ行ってきた。
最初は歌碑の写真を撮って、交差点の標識の写真を撮ったりして、さあ次の目的地へと車を動かしたところ、だいたい後期高齢者ぐらいの白髪のおばあちゃんが一人で登山口から登りはじめたのを見て、これは負けてはならじと、車を停め直して雷丘に登ってみた。


登りルート


丘の上


だいたい高さが10メートルぐらいの丘だった




頂上には石碑か何かがあるのかなと思ったが、何もなかった。











 





おばあちゃんはレンタサイクルで明日香村巡りをしてました。





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