すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


今宮神社(京都市北区)




今回、歌枕の地の訪問という目的があったので、今宮神社に行ったのだが、感想として、「やはり京都は奥深い!」と。

いやはや立派な神社であった。
境内も広く由緒あり気で、楼門も本殿も素晴らしく、しかも門前には名物「あぶり餅」を売る店が大繁盛。

こんなマイナーな神社でもこんな存在感!

たまたま小生が京都オンチなだけで、本当はもとから相当有名な神社だったのかも知れない。



上記の文章、読み返してみて何が言いたいのか分かりにくいが、実際に訪問した際の本当の気持ちである。









【今宮神社】


これが楼門




そしてこれが本殿




東門




実はこの神社の創建は、京の都から疫病を鎮めることが目的だったようで、このような和歌が詠まれている。


いまよりは あらぶる心 ましますな 花のみやこに やしろさだめつ 藤原長能


もうこれからは疫病を流行らさないでおくれ、花の都に(疫病の)神を祀る社を作ったのだから、というような意味。
疫病の流行が神の仕業と考えられていた時代である。


、となっては、どーてことのない内容であるが。






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都名所図会「今宮社」

(国際日本文化研究センター)
















だいたい滞在時間は5分以内でした。





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