すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
![]() 中山道沿いのシャッターに広重の浮世絵が描かれていた。 中山道、美濃十六宿のうち、西端に位置するのが今須宿。 江戸から五十九番目の宿場。 一つ手前の関ヶ原宿との間には今須峠という急峻な坂道を通り、中山道の難所とされていた。 今須峠を詠んだ歌が伝わっている。 |
冷泉為相(夫木和歌抄) |
此の山に神やいますの |
一条兼良(藤川記) |
一条兼良の歌、 昔は峠の頂で旅人が道祖神に手向けをしたことによる。 ■ 訪問したのは今須宿 ![]() 今須宿の現在の様子 数軒のそれらしき建物の他は、ほとんど史跡としては整備されていなかった ![]() 本陣跡の史跡 ![]() 妙応時 徳川家康の腰掛石があったり、それなりにエピソードのある寺 |