すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


天照神(あまてるかみ)(やしろ)(京都府福知山市)





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今回の訪問は、福知山市今安に鎮座する天照玉命(あまてるたまのみこと)神社

社頭の案内板を転記する

天照玉命神社
祭神は天火明命で社格は元郷社延喜式内の古社で、天田四座の一つにして創建は人皇第十三代成務天皇の御代丹波国造大倉伎命が宗家の祖先を祀られたものである。その後、戦国時代の混乱と荒廃により一時期衰退していたが、承応2年、時の藩主松平忠房公は崇敬の念、特に篤く、同年11月荘厳な本殿及び拝殿を建立された。
現在の建物は、大正9年氏子の寄進により三ケ年の歳月を費やして、再建されたものである。尚、本殿西に現存の校倉造の宝庫は近在唯一のもので、享保14年(1716)の造営によるもので非常に高い文化資料として称えられている。
当神社は、五穀豊饒の神として名高く、豊富庄を中心にした十三地区民の崇敬をあつめ、雨乞いの練り込みは今もって我々の記憶に新である
祭礼は十月十日

おほ江山昔の跡の絶えせぬは 天照る神もあはれとや見ん 丹波忠茂朝臣(夫木和歌抄)
















■ 天照玉命神社へ訪問


社頭



拝殿



左が本殿、右が拝殿



校倉造の宝庫は享保14年に建立されたもので高度な文化財的価値を持つらしい







え〜と、在地の豪族丹波氏が創建。「天照(てんしょ)」の地名から、丹後の元伊勢の伝承も絡まって、祭神を「天照大神(あまてらすおおかみ)」と混同されるようになったとか













滞在時間は2分程度でした






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