すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


伊那佐山(いなさやま)(奈良県宇陀市)






楯並めて 伊那佐の山の 木の間ゆも い行き瞻らひ 戦えば 我はや飢ぬ 神武天皇(古事記)
伊那嵯の山の木の間から相手を見守って戦ったので、腹が空いた。鵜飼の仲間よ、
たった今、助けにきてくれ。 
(宇陀市のホームページより)



神武天皇東征の折、船で紀伊半島を回り、熊野に上陸して大和を目指した。

天照大神によって派遣された八咫烏に導かれ、吉野を経て宇陀に至った。

敵軍と遭遇し、激しい戦いの末、大和の国中を平定した。







■ 伊那佐山




伊那佐山は標高637メートル。山容は秀麗で、地元を代表する山である。
車で走っていると、もっと素晴らしいシャッターチャンスがあったのだが、結局こんな中途半端な写真しか撮れなかった。


頂上に式内社の都賀那岐(つがなき)神社が鎮座しており、歌碑もあるとのこと。














ハイキングコースとして結構有名らしいです







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