すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


石川(大阪府柏原市)




石川は、大阪府河内長野市の和泉山地に発し、大阪府の南東部を北流し、柏原市と藤井寺市の市境で大和川に注ぐ。(一級河川)


柏原市の玉手橋から上流を望む



これは下流方面



玉手橋。
昭和3年架橋の吊り橋。





この石川を詠んだ歌が残されている。


淵も瀬も 清くさやけし 博多川 千歳を待ちて 澄める川かも 続日本紀
淵も瀬も清らかな博多川、千年の後の世までも清くすんでいるだろう
(柏原市のホームページ)


博多川とは、柏原市役所付近で大和川に合流している石川のこと。この歌は、宝亀元年(770)2月、称徳天皇(孝謙天皇)が由義宮に行幸したとき、230人の男女によって催された歌垣で歌われた古歌である。
(柏原市のホームページの説明)



230人で歌を詠みあったというのは、どんなものだろうか?
先般、会社のメンバー13名でカラオケボックスに行ったが、なかなか順番が回ってこず、ヤキモキした経験がある。











個人的には、中流域(河内長野市)の河岸段丘の成形具合がサイコーで、地上からもかなりはっきり確認できる。
今度ゆっくり観察に行こう。





河内長野市の河岸段丘






河岸段丘の形成史に興味があります。





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