すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
糸貫川(岐阜県本巣市)
【糸貫川】![]() 「道の駅 富有柿の里いとぬき」の近く さらっと、WIKIPEDIAの説明文(糸貫川)
ふ〜ん。 こんな田舎の川なら全国どこにでもありそう。 鶴の名所といっても、21世紀の現在ならともかく、平安時代に鶴がいるくらいで名所になるとはよく分からない。 糸貫川を詠んだ歌を紹介 |
君が代はいくよろづよか重ぬべきいつぬきがはのつるのけごろも | 藤原道経(金葉集) |
むしろ田やかねて千歳のしるきかないつぬき川に鶴遊ぶなり | 後鳥羽院集 |
時の流れが永遠に続く様子や、鶴が登場することによって、祝言の歌のようだ。 それはそれで結構なことであるが、何も都から遠い糸貫川でなくて、畿内とかに適当な川がなかったのかな? ※その後、糸貫川は濃尾平野を南流し、瑞穂市で長良川に合流する。 ![]() 向こうから流れてきた糸貫川は、手前の堤防をくぐる。 ![]() ここが長良川への流入地点。 |
![]() |