すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
吉備国の石目の山のいはずとも 千代もさかえん峰の姫松 | 平時実(藻塩草) |
今よりは万代とこそいはめ山 ちとせはただのいはひと思へば | 藤原経衡(大嘗会和歌集) |
「おかやまの和歌」(岡山県郷土文化財団)によると、大嘗祭で詠まれた吉備国の石目山は現在の笠岡市新賀付近の山とのこと。 このため地図を確認したのだが、まったく石目山の手掛かりが掴めず、途方に暮れていた。 そんなとき、備中・備後の霊場探訪というホームページの中に石目山を散策するというページを”発見”。(【新山走出西国三十三所観音霊場.1(長迫)】) なんとか旅の出発までに訪問地を特定することができた。 とにかく、何事にも先達がいて、その成果公表により後進は導かれるものだと感謝する次第。 これが石目山 ![]() 岩野池越しに見る石目山 ![]() 安穏地蔵尊から見る石目山 ![]() 安穏地蔵尊という地蔵尊があった ![]() 山号は「岩目山」 4 先ほどの「備中・備後の霊場探訪」というホームページでは、石目山の次に「井笠鉄道記念館」を見学していた。 井笠鉄道は、井原と笠岡を結んでいた軽便鉄道。 1971年に廃止されている。 旧新山駅跡に記念館が整備されている。 ![]() ![]() ![]() |
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