すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
思いきや都を |
鴨長明 |
下鴨神社の禰宜の次男として生まれ、随筆「方丈記」の作者である鴨長明の墓がなぜか東濃の地、岩村に存在する。![]() 「伝鴨長明塚」 ![]() 史跡として整備されている 現地の案内板を転記する
ふ〜ん、そうだったのか さて、岩村は八百年の歴史を持つ三万石の城下町で、戦国時代の「女城主おつやの方」の悲哀の物語が伝わっている。 現地に到着したのが早朝7時前だったので、城下町は静まりかえっていたが、延々と続く歴史的な商家の街並み風景は圧巻で、たぶん、岐阜県東部の観光地としてはそれなりの地位を保っているものと察せられた。 ![]() これが商家の街並み 重要伝統的建造物群保存地区に登録 ![]() これも ![]() 升形 (敵の攻撃があったときに見通しを効かなくさせる) ![]() 枡形のところに高札があった ![]() (AMAZONより) なんと、2018年前半のNHK朝ドラ「半分青い」の主人公の実家は、この岩村の商店街に設定されている 実際のところ、「半分青い」の内容はイマイチで、私の中では「ちむどんどん」(2022年前半)と並んでワースト作品となっている(余談) ![]() 明知鉄道「岩村駅」 ![]() 千鳥式のホーム ![]() 「女城主の里」の看板 ![]() 城のモニュメントの前に自動販売機、なんか残念 ![]() 駅舎内に地酒の紹介コーナーがあった ![]() 駅前の「岩村散策絵図」の案内板 ![]() 「岩村の三偉人」 佐藤一斎 下田歌子 三好 学 特に下田歌子は明治時代の女子教育の先覚者であり、まさに朝ドラのヒロインの資格者だと思う 佐藤一斎の格言の石碑があった |
已むを得ざるに |
佐藤一斎(言志四録) |
清忙は養を成す 過閑は養に非ず |
佐藤一斎(言志四録) |