すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


出石(兵庫県豊岡市)







「古事記を旅する」(文春文庫)を読んだ。
渡来新羅王子の天日槍伝説に「出石」が登場。新羅から持ち帰った鏡などの宝物は現在でも出石神社の神宝として祀られているらしい。


この本に触発されて出石に行ったわけでなく、職場のカニ旅行で、毎年のように帰路の昼食に「出石そば」を食べに行っている。


出石そばの由緒は、江戸時代、信州の大名が出石に転封になったときに、そば職人も一緒に信州から連れてきたとのこと。
そばが小皿に分けられているのが特徴だが、こんなに分ける必要があるのかな?



だいたい一人15皿程度を食べる。





そばと日本酒は本当によく合う。






出石の町を散策

出石城址。
山城らしく、城マニアには人気があるらしい。




前の日に大雪が降ったが、この日は晴れた。
後ろに見えるのが辰鼓楼。明治初期に建てられた時計台。




予報で雪が降るとわかっていたのに、革靴で参加した男性。
何回も雪ですべっていた。




ごきげんメンバーで本当に楽しかった。





こんな出石を詠んだ歌


但馬なる出石の里のいつしかも恋しき人を見てなぐさまむ 懐中抄

※「出石」と「いつしかも」を掛けている


 











そばよりも、うどん派です。





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