すさまじきもの 〜歌枕探訪〜



影見ヶ池(大阪府岬町)





本当にマイナー


手っ取り早く作るために、現地の案内板を丸写し



「伝え聞くところによれば、和泉式部がゆかりの地西畑への途中この池に立ち寄り化粧直しをした時に、蓮の花が水面から顔をだし、気持ちよさそうにゆらゆらとゆれよい香りを漂わせていた。自分の顔が水面に浮かび、その時詠んだ歌が

溺女や影見ヶ池の蓮花は 心地よげにぞ香いぬるかな 和泉式部

と、今に伝えられている
 和泉式部は平安時代中期の歌人で、越前守・大江雅致の娘。中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人です。」

案内板


現地の歌碑













え〜と、「溺女」って何て読むのだろうか。「おぼれめ」?意味は水面に映った自分の顔のことかな?
五句の「香いぬる〜」も、どう読むのかな?
そのほか、歌の内容も含めて、いろいろ突っ込みたいところがあるが、まあ全国にある和泉式部伝説の一つとして、暖かく見守りたい。





【現地訪問】


深日町から畑の真ん中の道を進むと、ため池の堤体が見えてくる



車を置いて、進んでいく



歌の通り、蓮があった



まあ、どこにでもある農業用ため池であった



池畔に東屋(あずまや)があった






年に何人ぐらいがこの史跡を訪れるのかな?














だれか、全国の和泉式部伝説をまとめてほしい






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