すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


亀山(三重県亀山市)






















行ってきました世界の亀山へ!




こんな感じ






シャープ亀山工場






遠くの公園から







この日、シャープ亀山工場の周辺は人っ子ひとりおらず、また工場に出入りする車も見えず、静寂に包まれていた。

工場の下請け業者が集う「亀山クリスタルプラザ」も閉まっていた。

シャープは業況が悪いと聞いていたが、亀山工場も閉鎖されたのかと、ひとり愁然とたたずんでいたが、よくよく考えてみると、この日は夏の盆休みに当たり、多分工場は休んでいたのだろう。







現在はシャープの液晶テレビで有名になった亀山であるが、「江戸時代には伊勢亀山藩の城下町として、東海道で鈴鹿峠越えを控えた亀山宿の宿場町として栄えた。」(WIKIPEDIA)


「城下町」にして東海道の「宿場町」であったにもかかわらず、あんまり存在感はない。
「東海道名所図会」には
「庄野まで二里。亀山市中十七町余。左の方に城あり。慶長の頃、岡本下野守という人居城せらる。今は石川候在城ある。」
と、記述は二行だけで、素っ気ない。


そんで、この狂詠が紹介されている。


亀山をせなかにおひて春の日のあたゝかけさに甲をこそほせ 光広卿(東海道名所図会)


なんかよく分からない。







さて、広重は東海道五十三次の浮世絵で亀山宿の図柄に雪の亀山城を描いている。


(副題は「雪晴」  (Wikipedia)


夜中に降っていた雪が止んで、朝から晴れ渡っている風景を描写。




これはこれでとっても












シャープの大阪本社は実家のすぐ近くなので、シャープファンです。




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