すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


可尓波(京都府木津川市)




「可尓波」は『かには』とよむ。



とある万葉故地を扱ったホームページにて、「可尓波」とは、現在の京都府木津川市の「綺田(カバタ)」との情報に接したので、とりあえずGOOGLE MAPに「木津川市綺田」と入力してカーナビをスタートした。



そして、カーナビに案内されて着いたのが、こんなとこ。











一面の田んぼであった。

と言って、万葉歌の方も田んぼ関係の歌なので、これはこれでよかったのかも。


ますらをと思へるものを大刀佩きて 可爾波(かには)の田居に芹子ぞ摘みける 万葉集


意味は、大丈夫(ますらお)のような立派な人が太刀を佩いたまま、田んぼでカニのように這いつくばって芹を摘んでいる姿はおかしい、といったところ。














この近くに以仁王の墓があったので、寄ってみた。








木津川市山城町綺田神ノ木48


特に感想はないのだが、平家物語フリークとしては外すことのできない平家物語の旧蹟である。




















この周辺は、扇状地や天井川の地形が楽しめます。


道路を跨いでいる天井川



天井川の流れ










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