すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


笠置山(京都府笠置町)







笠置山(笠置町の市街地?から撮影)



WIKIPEDIA でうまく概要をまとめているので引用しよう。
笠置山(京都府)

京都府南部の笠置町内にある山。府立笠置山自然公園に指定されている。
1331年に鎌倉幕府の倒幕計画が発覚した後醍醐天皇は三種の神器を保持して笠置山にて挙兵、篭城して元弘の乱の発端となった。 信仰の対象としての歴史は弥生時代にまで遡るとされ、山中にはかつて修験道の行場であり1300年の歴史をもつ笠置寺がある。 桜、紅葉の名所としても有名である。国の史跡および名勝に指定されている。

歴史上、「笠置山の戦い」として有名だが、日本史が苦手であんまり興味ない。

とにかく険峻な笠置山が天然の要塞となって幕府側も攻めあぐねたが、最終的には後醍醐天皇らは捕えられてしまう。そして後醍醐天皇は隠岐の島に流されることになる。



後醍醐天皇が笠置山で詠んだ歌が伝わっている。


うかりける 身を秋風に さそわれて おもわぬ山の 紅葉をぞ見る 後醍醐天皇

笠置山山頂の行在所跡に歌碑があるらしい







都名所図会「笠置寺」

国際日本文化研究センター











藤原俊成も詠んでいる。


五月雨は水上まさる泉川笠置の山も雲隠れつつ 藤原俊成


笠置町の白砂川の大手橋の欄干に歌碑

※ 泉川は木津川のこと。




この写真は素晴らしい!
笠置山と木津川(泉川)、そしてカンチレバーのトラス橋!
もう少し流水量が多かったらよかったが、冬なのでどうしようもない。











このページ、10分以内で完成しました。






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