すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


橘本神社(和歌山県海南市)




マイナーネタを紹介。

「橘本」って、遠目には「橋本」に見えて、いつも「橋本神社」と読んでしまう。

「橘」は「みかん」に通じるらしく、日本の「みかん栽培発祥の地」とのこと。また、みかんの甘さから橘本神社は「お菓子の神様」とされているらしい。
春に「お菓子祭り」、秋に「みかん祭」が行われている。


熊野古道を海南市の藤白神社から南下していくと、山を二つ越えて有田市に至るが、その山と山の間の谷地に橘本神社はある。

以前、家族で熊野古道を歩いたときの写真。

橘本神社で休憩。山を越えてきたので、みんな疲れてる。



ここは熊野古道にある九十九の王子(王子は遥拝所のこと)のひとつ、所坂王子とされている。


階段を上ったところに「橘本神社」があり、下は「所坂王子」がある。



橘の本に一夜のかりねして入佐の山の月を見るかな 白河法皇
白河法皇の熊野御幸の際の歌

※入佐の山・・・藤白の坂より二丁ばかり南にある山
 
 
 










峠越えの後で、家族が文句ばかり言ってたので、あまり
なにも覚えてません。




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