すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
俊恵法師 |
こだかみや谷の |
藤原仲実 |
衣手に余呉の浦風さえさえてこだかみ山に雪ふりにけり | 源頼綱(金葉和歌集) |
琵琶湖の東方に聳え立つ己高山、標高922.6メートル。 近江国の鬼門にあたることから、古代から中世にかけて山岳信仰の修行の場となり、現在も山中に多くの仏教遺跡が残っているという。 ただし己高山を詠んだ歌は、宗教臭くはなく、「木高み」の連想から、「風、雲、嵐」を詠むことが多い。 ■ これが己高山 ![]() 真正面の山 ![]() この道は、真正面になるよう予め地図で確認していたもの ![]() 固まり感があって、素晴らしい山容である この山がかつて近江山岳信仰の聖地であった |
グーグルアースで作成 同じ角度の上空から見たもの ![]() 違う角度から撮影 |