すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
(詞書)
白河院御時 承保元年大嘗会主基方
ちはやぶる神田のさとの稲なれば 月日とともにひさしかるべし | 大江匡房(千載和歌集) |
1074年、白河天皇の大嘗祭において丹波国の神田郷で抜穂式が行われた。 「神田」という縁起の良い地名なので、ここが大嘗会に神米を献納する斉田に卜定されたのもむべなるかなと思う。 また実際に神田の里では「 「八束穂」とは、八つの拳の長さの稲穂という意味。全くその良さを想像できないが、「八束穂」という文字を眺めるだけで、瑞祥チックな印象を受ける。 現地へ行ってみた。 情報が乏しく、よく分らないまま車でぐるぐる回ってみた。 ![]() 丹波篠山市大山上 グーグルマップのストリートビューで予め調べていた時は稲作であったが、訪問時は畑作になっていた ![]() 丹波篠山市大山上 素晴らしい田んぼが広がっていた ![]() 式内社、神田神社、神田郷の鎮守社 工事中に付き立ち入りできなかった |