すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


古座(こざ)(和歌山県串本町)




古座って、沖縄の地名かなと思ってしまう。
ちょっと違うな。


昔、というか戦後に国鉄紀勢線でSLが走っていたころは古座川に架かる古座川鉄橋はSL撮影の名所であった。

今はどうなのかな?
少し待ってみたけど、電車が来ないのでパス。

串本町古座は、江戸時代にこの付近の景勝地を集めた「古座浦八景」の中心地であり、古座は「古座晴嵐」でノミネートされている。

インターネットの「コトバンク」辞典によると、晴嵐とは「1 晴れた日に山にかかるかすみ。2 晴れた日に吹く山風」とのこと。

この日は初夏のよく晴れた日であったが、霞もなく山風も吹いていなかった。


真帆あぐる古座の水門の朝潮に月を残してゆくあらしかな 僧鉄関(古座浦八景)




歌のとおり、古座の港に行ってみた。

昼前だったので、閑散としていた。


国道42号線の橋。
その向こうに見える島影は大島。







上流に向かってみる。


本当に田舎であった。


う〜ん












古座川は、四国の四万十川と並ぶ、美しい清流だそうです。





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