すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


百済野(奈良県広陵町)




万葉故地であるが、地味でマイナーである。


まず万葉歌の紹介

百済野の萩の古枝に春待つと居りし鶯鳴きにけむかも 山部赤人(万葉集)
百済野の萩の枯れ枝に春を待って留まっていたウグイスは、もう鳴くようになった
(歌碑の傍らの説明板より)


百済寺境内に歌碑




奈良の地元の南都銀行のホームページによると、
 奈良県広陵町百済は、奈良盆地の西寄りを南北に流れる葛城川と曽我川にはさまれた地域で、かつては百済野と呼ばれていた。百済野は万葉の時代、移り住んだ渡来人がすぐれた文化や技術を伝えたところで、一種の文化センターとして発展したらしい。山部赤人は、昔よくかよった百済野で、萩の古枝にウグイスがとまっていた光景を思い出しながら、この歌を詠んだのだろうか。
との解説がある。


この百済の地に百済寺が建っている。創建の時期や経緯などは明らかになっていないようだが、三重塔もあって、それなり感がただよっていた。


こんな感じ


右手に鳥居がある。神社と寺が一体化していた。



百済寺の周辺。(百済野公園)
この辺りがまさに百済野だろう。












う〜ん、何も書くこと思い浮かびません





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