すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
遣新羅使一行の望郷歌の万葉故地 天平8年、一行は熊毛の浦に碇泊し、歌を詠んだ |
都辺に行かむ船もが刈り薦の乱れて思ふ言告げ遣らむ | 万葉集 |
暁の家恋しきに浦みより楫の音するは海人娘子かも | 万葉集 |
沖辺より潮満ち来らし可良の浦にあさりする鶴鳴きて騒きぬ | 万葉集 |
沖辺より船人上る呼び寄せていざ告げ遣らむ旅の宿りを | 万葉集 |
熊毛の浦は万葉時代の瀬戸内海路の停泊地であった 現在も波の静かな海が広がっていた ![]() ![]() ![]() |
美しい海が広がっていた。 人も、車も、船もなかった。 ここは本当に田舎だった。 |