すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


粟原寺跡(奈良県桜井市)




いにしへに 恋ふる鳥かも 弓弦葉の 御井の上より 鳴き渡り行く 弓削皇子(万葉集)
いにしへに 恋ふらむ鳥は ほととぎす けだしや鳴きし 我が恋ふるごと 額田王(万葉集)


栗原寺跡に二首の歌碑



粟原寺(おおばらでら)跡」が万葉集ゆかりの地なのかどうか、よく分からない。

現地の案内板によると、万葉歌人の額田王の終焉の地である可能性がある、とのこと。

その「額田王つながり」で、栗原寺跡に万葉歌碑が設置されたもの。

額田王と弓削皇子の相聞歌が刻印されている。

その万葉歌碑を目的に、今回私は訪問したという次第。

特に古代の寺院跡に興味も無く、写真を撮ってすぐに退散した。










■現地の写真




















現地の案内板にも、ここが額田王ゆかりの地であることは、
史的考証ではなく、詩的確信だと記してありました。






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