すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


樟葉(くずは)(大阪府枚方市)





大阪府枚方市の樟葉(くずは)は、京阪樟葉駅前に“くずはモール”があったりして、一般的な郊外の住宅地のイメージである。


そんな樟葉の地に、古墳時代、継体天皇の宮殿が置かれていたという。


枚方市のホームページを転記する

樟葉宮

『日本書紀』によると、越前(福井県)の三国(みくに)から迎えられた男大迹王(おおどのおおきみ)は、のちに継体天皇として507年に樟葉で即位し、5年にわたり宮を営んだとされます。
樟葉宮跡の杜は交野天神社の境内にあり、石灯籠が並ぶ参道を進むと拝殿の向こうに室町時代の一間社流造(いっけんしゃながれづくり)で桧皮葺の交野天神社本殿と末社八幡神社本殿が見え、拝殿右側の杜の奥には貴船神社が鎮座する小丘があります。この小丘周辺は継体天皇が即位した樟葉宮跡の伝承地として大阪府の史跡に指定され、小丘の麓には顕彰碑が立っています。太古からの原生林の姿を残し、かすかな木漏れ陽は、訪ねる人を遠く古代に誘います。
(後略)

(枚方八景 樟葉宮跡の杜)









今回は古墳時代の、継体天皇の、樟葉宮に関連する歌の紹介ではない。

え〜、時は鎌倉時代、
樟葉宮の跡地付近は観月の名所になっていた。
樟葉宮の南にある鏡伝池はその名の通り鏡のように澄み渡り、水面に月を映した情景は雅趣に富み、貴族たちは小宴を催しながら歌を詠んだ。


くもらじな ますみの かげそふる くずはの宮の 春の夜の月 一条実経(続古今和歌集)









■現地訪問


交野天神社(大阪府枚方市楠葉丘2-19-1)
787年創建の歴史ある神社
この交野天神社の境内に樟葉宮の跡地がある



ずっと奥へ続く小径を進む



さらに進む



小高い丘があって、石段を登る



ここが樟葉宮の跡地、らしい



「史跡 継体天皇樟葉宮跡伝承地」の石碑







これが鏡のような鏡伝池
















上の文章を読み返してみたけど、
どうもイマイチな内容になりました。






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