すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


柏原宿(長野県信濃町)







大雨の中で訪問







江戸時代を代表する俳人小林一茶は、1763年北国街道の宿場町である柏原宿で誕生した。




小林一茶は若い頃に江戸へ出て俳諧の修行を積み、50歳でふるさと柏原宿へ戻った。

それから2度も結婚をして子供ができた。そして65歳で亡くなった。





小林一茶のふるさとの柏原宿を尋ねた。






一茶記念館 (長野県上水内郡信濃町柏原2437-2)
早朝すぎたのか、コロナ禍のためか、閉鎖していた。




現在の柏原宿の街並み
とにかく大雨だった




本陣跡
ここは宿場町の中心地であった




本陣跡の史跡





街中いろいろなところに小林一茶の句碑があるらしいが、大雨のため訪問を断念。

ただし小林一茶の旧宅は行ってきた。




これが小林一茶旧宅、国史跡として指定されているとか
(長野県上水内郡信濃町柏原428?2)



「史跡小林一茶終焉の旧宅」の石碑




隣のバス会社の駐車場に小林一茶の銅像




小林一茶旧宅に隣接して弟の旧宅




喫茶店なのか、窓に「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」の句が書かれていた











小林一茶の句

やせ蛙 負けるな一茶 これにあり 小林一茶


雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る 小林一茶


霞(かすむ)やら 雪の降(ふる)やら 古郷山 小林一茶


しなのでは 月と仏と おらがそば 小林一茶


これがまあ 終の栖か 雪五尺 小林一茶


ともかくも あなたまかせの 年の暮 小林一茶


めでたさも 中くらいなり おらが春 小林一茶


我ときて 遊べや親の ない雀 小林一茶


門の木も 先つゝがなし 夕涼 小林一茶


小林一茶旧宅の敷地に句碑






信濃町の公式キャラクターはもちろん小林一茶





















小林一茶では、なかなか観光客を呼べないだろう






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