すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


真長の浦(まながのうら)(滋賀県高島市)






思ひつつ来れど来かねて三尾の崎 真長の浦をまたかへり見つ 万葉集


白髭浜ビーチの国道近くに歌碑
グーグルマップでは「水尾が崎の万葉歌碑」で登録




歌碑の隣にある案内文を転載

「作者が北陸から都に帰る船旅の途次に、真長の浦の風光に心をひかれて詠んだ歌であるが、また北陸へ下向の時、勝野の里で知り合った人のことが思い出され、水尾が崎を回りかねている心情を詠んだ歌ともとれる。
水尾が崎は「三尾崎」とも書き、今の明神崎のことである。真長の浦は、勝野津から鴨川崎にかけての浦廻りを指している。水尾が崎の付近は昔も今も地形は変わっていない。
(後略)」





この歌碑は国道161号線から細い道を入ったところにあるが、国道はとてもスピードを出す場所なので、細い道に入りづらかった。





信号もない場所なので、かなりスピードが出る。
















真長の浦


真長の浦は現在の萩の浜のことらしい
南方面




北方面
ちょうど旅行の二日前に、長浜市で大雨の洪水があり姉川から水が水田に溢れ出ていた。
この影響かどうか分からないが、水はあまり透明ではなかった。




向こうの山が三尾崎














Googleのストリートビューがきちんと映るかどうか心配です







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