すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
南部(和歌山県南部町)
「一目百万 香り千里」と称される南部の梅林。 毎年2月に梅林観梅が催される。 |
写真はみなべ町のホームページから
その中でクライマックスはやはり「餅投げ」
まだ早かったのか、花はほとんど咲いてなかった
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みなべの浦潮な満ちそね鹿島なる釣りする海人を見て帰りこむ | 万葉集 |
(意訳)南部の浦の潮は一向に満ちて来ないが、鹿島で釣りしてる海人を見てから帰って来た |
文武天皇と持統上皇が白浜に旅行された時に詠まれたもの。 「鹿島」とは、ちょうど南部国民宿舎の沖にある島。 |
なんと、妻と娘と義父母が南紀旅行に行き、南部国民宿舎に泊まるとのこと。 このため、万葉歌碑および鹿島の写真撮影を頼んだ。 ![]() 歌碑は国民宿舎の駐車場横にある。 ![]() 沖合に鹿島が見える。 ![]() 国民宿舎から鹿島を撮影。 |