すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


南淵山(奈良県明日香村)




昔は、神の住む山として「神奈備山(かんなびやま)」と呼ばれていたという説もあるぐらい、飛鳥王朝にとって神聖な山であった、らしい。


今となっては、明日香村を囲む一般的な山で、さほど印象のあるものではない。


こんなかんじ



こんなかんじ





御食向ふ南淵山の巌には落りしはだれか消え残りたる 柿本人麻呂(万葉集)
あなたのいらっしゃる南淵山の岩の上には、以前降ったまだらな雪が、
まだ消え残っていることですか(大和万葉旅行/堀内民一)


明日香村島庄の石舞台古墳の売店付近に歌碑


現在では「稲淵」の地名となっている。
 
 








母校のセミナーハウスが稲淵にありました。
ほとんど利用することなく卒業しました。





copyright(C)2012 すさまじきもの 〜「歌枕」ゆかりの地☆探訪〜 all rights reserved.