すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


諸羽山(京都市山科区)




都名所図会ネタ



【諸羽山】

四宮河原の北にあり。土人(土地の人)、柳山とよぶ。麓に諸羽社あり。

つらしとてもろ葉の山にかくるともわれ山彦になりてこたへん 喜撰法師(古今和歌六帖)





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むかし、諸羽山には仁明天皇の第四皇子の人康親王の別荘があったという。人康親王は琵琶や管弦の発展に尽くしたらしい。別荘跡は諸羽神社となっている。

いろいろなエピソードがあるが、省略。





【諸羽山】

近すぎて山が山に見えない。
この右手の山が諸羽山。





【諸羽神社】

この参道ははるか東海道筋まで続いていた。



諸羽神社、改修中。



「この付近、人康親王山荘跡」の碑。



伊勢物語の「山科の禅師の親王」は人康親王のことらしい。
あの、紀州の千里浜の珍しい石のエピソード、なんとなく思い出したが、その際の庭園が好きな親王が人康親王だったとは(あんまり感動はないが)。






JR山科駅から見える諸羽山















このページ、あんまり力が入ってません。






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