すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


本山宿(長野県塩尻市)











車で本山宿へ向かい、宿場町の様子を撮影したのだが、こんな立派な建物があったのに、そのまま通過していたみたい。
自宅に帰ってから、宿場町にこれらの建物が保存されていることを知った次第。


本山宿は、中山道の32番目の宿場町で、この宿場を越えると木曽路の入り口となる。


そして本山宿は、なんと、「そば切り」発祥の地であるそうだ。
Wikipediaの記述を転載する
本山そば(塩尻市)
本山宿は「そば切り発祥の地」といわれ、その所以は宝永3年(1706年)に出版された『本朝文選(風俗文選)』に「蕎麦切りといっぱ(いうのは)、もと信濃の国本山宿より出て、あまねく国々にもてはやされける」と書かれたことによる。また、本山宿本陣では寛文10年(旧暦)6月4日(1670年7月25日)の大名宿泊時に蕎麦切り献上の記録も残っている。この地域では家庭毎に蕎麦打ちの技術が伝えられていたこともあって長らく蕎麦屋がなかったが、本山手打そば振興会の手によって蕎麦屋が開店した。











江戸時代の狂歌師、太田南畝が狂歌を詠んでいる


本山そば名物と誰も知る荷物をここにおろし大根 太田南畝


そば切り木曽路の旅は山と坂とかくからみで上るのがよし 太田南畝










【現地訪問】



Wikipediaで紹介されていた地元の振興会が開店した蕎麦屋「本山そばの里」



「本山宿 そば切り発祥の地」の案内板



ちょうどJR中央西線に列車が通過した




これが私が撮った本山宿の写真

















浮世絵「木曽海道六十九次(本山宿)」 (Wikipedia)


























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