すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
濡衣塚(福岡市博多区)
無実なのに罪を負わされるという意味の「濡れ衣」の語源の伝承地。 一体どんなエピソードがあったのかというと、え〜と、福岡観光のホームページの「福岡よかとこ」((社団)九州ブランド協議会)から転載、
これはこれで良いのだが、実は春姫が近世に無実を訴える場面で、二首の歌を詠んだという追加情報がある。 それがこの歌 |
脱ぎ着する そのたばかりの 濡れ衣は 長きな無き名の ためしなりけり | 濡れ衣伝説 |
濡れ衣の 袖よりつたふ 涙こそ 無き名を流す ためしなりけれ | 濡れ衣伝説 |
歌が登場するのなら、当ホームページでも取り上げなければならないと、九州旅行の際に現地訪問してきた。 ■濡衣塚 ・・・ 福岡市博多区千代3丁目 ![]() 濡衣塚の参道 ![]() これが濡衣塚 ![]() 伝承では石堂川の畔に塚を作ったとのことだが、現在では御笠川が流れている。 この橋は石堂橋。 ![]() 橋の欄干に濡衣の絵がはめられている。 近世が濡れた衣を指差して春姫を詰問している場面。 ![]() 「石堂丸」の絵もあったが、よく知らない。 |
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