すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


大国の里(滋賀県愛荘町)







天禄元年(970年)、円融天皇の大嘗祭

大嘗会風俗

年もよし()がひもえたり大国(おほくに)の 里頼もしく思ほゆる哉 平兼盛




滋賀県愛荘町に旗神「豊満神社」という瑞祥チックな名前の神社がある。

古くは、神功皇后の三韓征伐の折にこの辺りの竹竿で軍旗を作り、戦場で勝利を収めたことから勝運の神様とされている。

そして「豊満」という社名から、女性のスタイル向上、美人祈願のご利益があるとされ、全国の、そうではない女性の崇高を集めている。

ご祭神に大国主命(おおくにぬしのみこと)がいることから、出雲大社同様に縁結び、恋の成就の効験があるとされ、そしてこの辺りの集落は大国荘、大国の里と呼ばれていた。







■ 現地へGO!



豊満神社一の鳥居
豊満神社の南500メートルぐらいの所にあり、ここから参道が続く



二の鳥居



四脚門



社殿



「恋と美の神 豊満神社」の恋占いの『おもかる石』
石を持ち上げて、予想よりも重いか軽いかで恋を占うもの



美人の木の案内板。転記する
名木「美人の木(告白の木)」
樹齢三百年と伝わるムクの木で、その美しい立姿は女性の美脚のようで、木肌に触れると美肌のご利益があると言われています。
又木の根の間に入り愛の告白をしたり、感謝の気持を伝える等普段言えない事を素直に伝えることが出来る木です。別名「告白の木」と称されています。
勝運、縁結び、美人祈願 豊満神社
いやはや「告白の木」とは驚きである



これが「美人の木」、別名「告白の木」



これが美脚!













楽しい訪問でした





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