すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
大湫宿は中山道四十七番目の宿場。 幕末、皇女和宮が東行の折に宿泊された。 この地で皇女和宮が詠んだ歌 |
遠ざかる都と知れば旅衣 一夜の宿も立ちうかりけり | 皇女和宮 |
思いきや雲井の快ぬぎかえて うき旅衣袖しぼるとは | 皇女和宮 |
皇女和宮の東行は、中山道始まって以来の大行列で、人数は2万人、距離は77キロに及んだという記録がある。 島崎藤村の「夜明け前」にも和宮一行が木曽街道を通行する前後の状況が描かれている。 ■ 大湫宿へ訪問した ![]() 皇女和宮の陶製人形 真ん中が皇女和宮で、左右はお付きの人 ![]() 大湫宿の様子 ![]() これも ![]() 旧丸森邸が解放されており、皇女和宮の東行の大行列が人形で再現されていた |