すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
大中臣能宣(拾遺和歌集) |
「大蔵山」は、『大きな倉』に通じ、とてもめでたい地名である。 大嘗会和歌の歌枕に選出されるのも当然であろう。 大蔵山は、大岡山や古城山とも称し、東海道の水口宿のすぐ北東に屹立する標高282メートルの小さな山である。 戦国時代には山城が築かれていた。 ![]() これが大蔵山、普通の山である ![]() 東海道水口宿のモニュメントとともに大蔵山を撮影 |
同じ角度から、グーグルアース |
大蔵山の成り立ちは、もともとこの山は浸食されにくい石英斑石からなることから、周りの地形は浸食されて大蔵山だけが残丘として残ったものとのこと。 |