すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
いかばかり涙の時雨色なればなげ木おほしの山を染むらん | 源俊頼(散木奇歌集) |
大石山は「おほしの山」と読む。 滋賀県大津市大石の辺りの山地のこと。 「多し」と掛けたもので、「嘆き」という木が多く生えている山のようだ。 滋賀県に歌枕渉猟の旅に出掛けた際に、大石を訪問した。 大石は四方を山に囲まれる中、琵琶湖からの瀬田川が流れていた。 とは言え、実際にどの山が大石山なのか分からず、とりあえず周りの山を撮影してきた。 ![]() 山と瀬田川 ![]() 山と手前に瀬田川 ![]() これも山と瀬田川 ![]() 大石の周りの山 ![]() 昔は峠に「大石の関」があった |